予防歯科
予防歯科について
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もしあなたが今のお口の状態に不満が無いとすればそれは素晴らしい事です。
しかしその当たり前と思っている状態が10年、20年経っても変わらないままでいられると確信できますか?これからの歯科受診は抜いたり削ったりするためではありません。自分で自分の口の中を把握し、良い状態を維持する方法を一緒に考えましょう。それをお手伝いするのが私たちの予防治療です。
ちょっとした考え方の変化、ちょっとした知識を得る事で産まれ持ったとても大きな財産を生涯失わずにすむのです。予防歯科の必要性とは
様々な歯の治療がありますが、一度削ったり被せた歯はもう健康な歯ではないのです。
骨や皮膚などと違い歯は再生する事はありません 何かの素材で歯を真似て作っているだけです。 健康な歯に勝るものはありません。どうかご自分の歯を守る意識を高めてお口の中の病気を予防して下さい。 -
こんな要望は
ありませんか?- むし歯や歯周病を予防したい
- 生涯、自分の歯で食事を楽しみたい
- 治療を何度も繰り返したくない
- 定期検診に通いたい
予防歯科において
大切な4つのこと
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“セルフケア”と “プロフェッショナルケア”の
両方が必要大切なのは患者さんと歯科医院の役割分担をお互いが理解し、共有すること。予防を成功させるためには“セルフケア”と“プロフェッショナルケア”の両方が必要です。なかでも、患者さん自身が行なう毎日のセルフケアが重要な鍵を握ります。 「何のためにどのようなセルフケアをすれば、どうなれるのか」を患者さんが把握すること。歯科衛生士は、定期的に来院する患者さんに合わせた プロフェッショナルケアを提供すること。患者さんと歯科衛生士、お互いが協力しあうことではじめて患者さんの口腔内は、健康な状態を維持できるのです。
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患者さんの自己診断力を高める情報提供をする
「どうしてこの歯ブラシを使うのか」「どうして歯科医院でクリーニングをしなければならないのか」「どうして食生活を見直すと良いのか」など、患者さんへの提案にはそれぞれ意味があります。それを理解してもらうことが口腔内の改善と予防を実現するための近道です。
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定期健診とメインテナンスの違い
よく聞く定期健診とは、“治療終了後、新たな問題が起きていないかをチェックする”ための来院となります。それに対してメインテナンスは、“健康な口腔内の維持やさらに健康にするために、継続的にお手入れする”ことを意味します。単なるチェックや早期発見ではなく、ゼロからプラスの状態へ。より健康にするための歯科医療を提供するのがメインテナンスです。問題を未然に防ぐことがとても大事なのです。
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本当のスタートは
治療を終えたときからはじまる一度治療したはずのむし歯がまた痛くなり、再び治療のため来院。そして、歳を重ねるごとに詰め物がどんどん大きくなっていく……。多くの患者さんが このように痛くなったときだけ歯科医院に通う関係を繰り返しています。 そこで重要なのが治療中、そして治療直後の情報提供です。我々はなぜ治療をしなくてはいけない状態になってしまったのか。どうしたら今後、健康な状態を 保っていけるのか、一人ひとりの患者さんに合わせたリスク(弱点)やセルフケアの方法、メインテナンスに通う意味と頻度をお伝えする必要があります。 「もう二度と痛い思いをしたくない」「ずっとこの快適な状態を保ちたい」と、治療後の想いを継続できるためのサポートが私達の提供する”予防”なのです。
当院で行う予防歯科
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担当制の定期健診
定期検診ではお口の状態確認に加えて、歯磨き指導やクリーニングも行います。そのため、むし歯や歯周病の再発防止に有効です。
当院では、お口のケアを行う歯科衛生士を担当制としています。同じ歯科衛生士が、状態確認やお口のケアを行うことで、小さな変化にも気づきやすいメリットがあります。また、継続的に関わる相手であれば、患者様にとってもお口の不安やお悩みを話しやすくなるかと思います。むし歯や歯周病だけでなく、お口の中のできものや歯並びなどで気になることがあれば、何でもお気軽に担当する歯科衛生士にご相談ください。 -
検査結果を数値化
今では歯茎や唾液等の検査データから様々な指標で口腔内の状況の数値化が可能です。その数値を正常に近づけるためにメンテナンスが存在します。 定期的なケアにより 97.7%の確立で自分の歯を残すことができるという研究結果が発表されています。 また世界の予防先進国と比べ、日本人の予防意識が低いのも事実です。 しっかり予防意識を持ち定期検診を行うことで、一生自分の歯で過ごせる確立は高まります。
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当院が目指す
歯科治療について現在日本には多くの歯科医院があります。どこが良い歯科医院かは患者さんによって変わってくるでしょう。
全部完璧に治したい、早く終わりたい、痛いところだけでいい、様々な考え方があると思います。
当院はせっかく治療するのであれば長く健康な状態を続けて頂ける治療を選択します。
器具や材料の進化により治療の選択肢は多様です。それを患者さん自身で選んで頂けるような医院でありたい。
また治療するのであればより完成度の高い治療を目指す。その知識や技術は日々研鑽しています。
ただ歯を治療するといいますが残念ながら歯は治りません。つまり一度壊れた歯は元には戻りません。
厳密に言えば歯を直しているのです。修理と言ってもいいでしょう。
ですので基本は自分の歯を守ること。すなわち予防が1番大事と考えています。
現在治療が必要な部分はできる限りの事を。
そして予防処置で自分の健康な歯を守りましょう。(メンテナンスの勉強をさせて頂いた日吉歯科の熊谷先生の言葉より)
歯科医療とはお口の中だけのものととらえることなく、身体の健康を維持するための土台となる医療ととらえ、
定期的なメインテナンスを継続することで、 健康な人を健康のまま維持し、また、
問題を抱えて来院された方には適切な治療を行った上で、得られた状態をできるだけ長期に維持する。まさにこれが当院が目指す歯科治療です。
小児歯科について
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もちろん虫歯ができたら治療が必要ですが、当院ではできる限り小児にストレスのかからない治療を目指しています。そのため押さえつけたり泣きながらするような治療は基本回避します。強い症状がある場合などは除き、まずは自分でチェアーに座ってお口を開けれる ようなってから治療にとりかかります。
小児であれ大人であれ、無理やりや納得できない治療は強いストレスとなります。可能であればレーザー等を併用し、できるだけ削る量を少なくダメージの無い治療を心がけています。
“歯科治療は怖いものじゃない” という事が理解できればずいぶん態度が変化してくるはずです。「早く治療を!」とか「見える虫歯は全部治して!」とおっしゃるお父さんお母さんもいらっしゃいますが、そこを急がず少し回り道して頂ければ将来歯科治療嫌いになるのを防げるはず?ですのでご協力下さい。 -
お子様のお口の悩み
ぜひご相談ください- むし歯や歯周病にさせたくない
- 歯科検診でむし歯があると言われた
- 正しい歯みがきを教えたい
- 甘いものをよく食べるのでむし歯が心配